2019年01月16日

犬と雪山トレッキング「最後の最後で報われた登山」中の大倉尾根(栃木県)

息子初の大滑落!?

2019年1月12日は、ずっ~~~と前から雪山に行くと決めていた。
だが運悪く1月4日から風邪っぴき

「速攻で治してやる!」
と薬を飲みまくった。
だが、それが逆効果だったようで、
高熱が出ない代わりに当日まで100%の復活とはならなかった。

おまけに今年はどこも雪不足。
当初は南八ヶ岳の編笠山を狙っていたが、
ヤマレコで確認すると頂上近くまで雪がない様子。

ここでないなら日帰りできる範囲では、
横岳の途中(赤岳の横)、日光の前白根山、黒斑山、中の大倉尾根(那須)くらいしか選択肢がない。

横岳(杣添尾根)は、ほとんど樹林帯を歩くらしいから弱った身体に悪い。
前白根山は、急登らしいから弱った身体に悪い。
黒斑山は、日帰りでギリギリの距離なので弱った身体に悪い。
中の大倉尾根は、尾根を絶景を見ながらのんびり歩くらしいから弱った身体にいい(ヤマレコ調べ)。

ということで那須へ向かった。
那須インターを降りると、道路にはほとんど雪がなかった。

若干不安を抱えつつスタート地点の北温泉の駐車場に到着。
ここでも雪はほとんどなし

テンション下がり気味で出発。
すると追い打ちをかけるようにツルツルに氷結した舗装道路を温泉まで下がるコースではないか!
「と、いうことはこの後登り返しがあるのか!?」

凍った道を5分くらい下りる。
ここからが本当のスタート。
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案の定、下りきったところからやや急登がはじまった。
幸い積雪はふかふかの50㎝以上。
すぐに我々はスノーシューを装着。
先行者はスノーシューでも踏み抜いていた。

幸いといっても微熱中&急登。
しかもいつまで経っても樹林帯の九十九折。
身体に応える……。

途中危ないトラバースが2~3カ所あり、1カ所で泰楽が人生初の滑落(雪山2回目だけど)。


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↑この先で息子が滑落。

銅像のように微動だにせずツツツーっと落ちていく息子。
とっさに助けようと手を伸ばすと、
握っていたiphoneを落としてしまった。
息子を追いかけるように滑落していくiphone。
呆然と見つめるしかなかった。

とはいえ、10mほど落ちたところで大木に当たり両方とも停止してくれた。
大至急下りて息子のお尻を押す。

しかし、息子は完全にビビってしまい、
足を動かすことができない。
完全にぬいぐるみ状態

仕方がないのでリードをつけてファイト一発で32㎏を引き上げることにした。
スノーシューのクランポン(爪)をフル活用して5~6分かかって救出。
若干熱が上がった。

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↑救出後の様子。クランポンでムーンウォークした跡が分かる

その後も樹林帯が続き、
結局森の中を2時間半(3.2km)歩くことになった。

しかし、尾根にたどり着いてからの800mは大展望が開けていた。

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正面に三本槍岳↑。
左に茶臼岳↓。

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↑左側が茶臼岳、右のとんがっているのが朝日岳らしい。真ん中は剣が峰?

右に赤面山(写真なし)。
振り返ると那須の街。
嫁は狂喜乱舞

8.jpg9.jpg

息子に心配されていた。

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これでそれまでの疲れが吹っ飛ぶ。
完全にプラスマイナスで言えばプラスに転換。
ヤマレコに書いた皆さんも同じ気持ちだったので、
途中の道のりには触れてなかったのだろう。

あと三本槍岳まで1kmのところまで近づいたが、
もともとそこまで行く体力はないと想定していたので、
予定通り途中の斜面で昼食。

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帰りはフカフカの雪をを調子よく下った。

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ただし、トラバースと九十九折ばかりでほとんど尻セードはできなかった。
また、最後の北温泉からの登りは10分くらいかかり、かなりきつかった。
この日の所要時間:6時間11分(体調悪い) 
歩行距離:7.8km 

〆の温泉は那須マウントホテルに行ったが冬季休館だった。
そのためその先の
那須大丸ガーデンで温泉に入った。
昭和の香り。小さな露天もあって600円。
かわいい柴犬がいた。

ちなみにゴンドラ乗れば2時間半で三本槍岳に登れるが
大人一人1410円で、ワンコは800円&駐車場代1000円。
なので我が家は全員で4620円。
あり得ない金額。
その理由は↓
http://dog.iehikaku.com/article/411990034.html

那須は雪が豊富で狙い目なのだが、
いつも強風&雪山コースが少ないのが最大のネック。

今後は大展望&尻セード可を期待して、
赤面山か高原山を狙いたい。



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2018年12月30日

犬と雪山トレッキング「ドゥードルは雪も平気で駆け回る」一ノ倉沢(群馬県)

ドゥードルは雪へのマッチング度も高い!

2018年12月22日。
息子(ゴールデンドゥードル)初の雪山に出かけた。
いつもなら2000m前後の頂上を目指すのだが、
今回は生まれてはじめての挑戦なので、
様子見ということで谷川岳の麓にある一ノ倉沢(群馬県、標高約900m)までトレッキングすることした。

だが出発前に「てんきとくらす」を確認すると、
残念ながら午前中の天気は曇り。
仕方なくほかに雪がありそうな日光、那須、浅間山方面を確認するが、
それらは一日中曇り。
しかも2000m辺りは暴風の予報。

ならばやはり、ということで一ノ倉へ出発。
今年は雪が少なくて土合駅の先の白毛門登山口に駐車できた。

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ボディは雪玉が付かないように6㎜でカット済み。寒がるか!?

旧道(舗装道路)を歩くこと20分(約1.3km)は車道なのでにリードを付ける。
それからの通行止めエリアは、積雪10~20㎝程度でチェーンスパイクを装着すれば余裕。
リードを外すと息子は、はしゃぎまくり。まったく寒くない様子。

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つられて嫁も狂喜乱舞。

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途中ちょこちょこ幅3mほどのデブリがあるがまったく危険なし。
普通に道路を歩いて1時間40分で一ノ倉沢に到着。
霧で上3分の1は見えず

だが奥の沢まで2~3回踏み抜くものの歩いて行けた。
貸し切りでおやつタイム。

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それから河原を歩く新道へ下る。
積雪がいきなり30㎝以上になってスノーシューを付けないと歩けなくなる。
河原との標高差は100m。
結構傾斜が急で恐いが泰楽はウキウキ状態で下りていく。

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とはいえ、怖気づいて何度も呼ばないと来れないことも。

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下りきったら河原の雪原でランチ。

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爽快空間だが、一ノ倉沢も白毛門も霧で見えない。
河原にはそこら中に人の足跡があった。

新道に沿ったトレースはいい加減。
信じて2回ほど迷った。
皆さん雪が降ると河原を歩いている模様。

しかも途中2回ほど沢を渡る場所があり、
「32㎏の息子を抱っこしなければならないのか!?」
と覚悟したが平気な顔してついてきた。

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そして結局晴れることなく到着。
やはり冬の谷川岳周辺は晴れないことが前提のようだ

帰りは湯テルメにて入浴。
行く途中で晴れてきれいな谷川岳(マナイタグラ)を堪能できた。

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以上、5時間25分 8.8kmのトレッキングでした。
ラベル:一ノ倉沢
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2018年11月30日

犬とカヌーと山「紅葉の季節にずぶ濡れに!」多摩川・高水三山(東京都)

スタート50mで沈!?

11月下旬、今年最後のカヌーに出かけた。
目的は船上から紅葉を眺めること。

場所は近場の多摩川上流。
青梅駅近くの釜の淵公園から野球場までの4.6kmコース。
釜の淵公園は大淵駐車場(1時間100円)に停める。

多摩川は1都3県に住むカヌーイストにとって、
もっとも馴染みのある川だろう。

だからといってやさしいわけではない。
今回は2回目の漕行だが、1回目は2回沈し、嫁はパドルを折ってしまった。
流れは速くないものの、岩とカーブが多いのだ。

いくらフルスーツを着ているとはいえ、
11月下旬の清流へ投げ出されるのはご勘弁。
今回は前回よりも5kmほど下流の初心者コースを選択した。
ネットを見るとカナディアンでものんびり下っている。

「これならイケる!」
とスタート。

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久しぶりの乗船を拒否する泰楽

しかし、出発して50mの直角カーブで全員あっさり沈……

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私はビックリ仰天し、すぐに飛び乗ったが、
根性のある嫁と泰楽はパドルの回収に向かい、
50mほど流されて行った

この時点ですでにヤケクソになり、シュノーケリングを開始。
(私だけセミドライスーツなのでいくらか寒くない)
すると予想以上に水がきれい。

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透明度は10m近く。

本当にここは東京都か!?

キョロキョロすると周りは大きなマンションだらけ。
それでもカヌーが宙に浮いて見えるような透明度だった。

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関東と静岡県のカヌーで有名な川(瀬が2級以下)は、ほとんど漕いできたが、
この透明度を超えるのは男鹿川(栃木県)くらいだ。

うっとりしているのもつかの間。
その後も岩場が続き、中央の岩を左に避けようと一生懸命漕いだら吸い込まれて衝突。


またも沈……。

ここで嫁は震えが止まらなくなり、
ゴール後に大至急、葛根湯買うことになった。

ちなみに紅葉はほとんど終わっていた。
だが、青葉に枯葉が混ざる様子も多かったので、
もしかしたら台風の塩害があったのかもしれない。

その後はどうしても目に焼き付くような紅葉が見たくて鳩ノ巣渓谷へ。
ネット情報によるとそこは奥多摩ナンバーワンの紅葉スポットらしい。

鳩ノ巣駅前駐車場は20台くらいしか停められず満車。
路駐も多数。
困り果てていると駐車場の奥に停めたおじさんがスペースを譲ってくれた。

古里駅(寸庭橋)に向かうトレッキングコースに入る。
すると初っ端に渡った橋からいい感じ。

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これは期待できる!

ウキウキで歩を進めた。
ところが橋を渡ってからは、いつまでたっても杉林ばかり。
どうも様子がおかしい。
そのままとうとうゴール地点である寸庭橋に到着してしまった。

話が違う!!

アウアウしながら通りすがりの地元の女子中学生に
「どうしても紅葉が見たいです。どうすればいいですか?」
とお尋ねすると、どうやら鳩ノ巣から古里(下流)に向かうのではなく、
上流の数馬峡橋へ向かうのがお勧めということが分かった。

慌てて引きかえし、遭遇したのがこの景色。
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やはり見頃は若干過ぎていたようだが、
目にまぶしい紅葉だった。

どうにか納得して河原のキャンプ地へ。
台風の爪痕なのか、大量の薪が拾えた。

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気温はおそらく4~5度まで下がったが、
嫁は葛根湯と焚き火のおかげで復活。

翌朝は5時起きで高水三山へ。
(といっても三山のうち登るのは岩茸石山と高水山)

まずは三山の中で唯一頂上からの眺望があるという
岩茸石山へ向かって7時30分にスタート。


歩くこと15分。
ここでも様子がおかしいことに気づく。

ヤマップの地図を見ながら歩いているのに、
コースが見当たらないのだ。

仕方がないので沢の中を歩く。
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ここでなぜか嫁と泰楽のテンションがアップ!
泰楽は棒をぶるんぶるん振り回して軽快に登って行った。

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一方で私のテンションは下落傾向に。
頭の中で

「遭難」
「熊遭遇」

の2つが交互にちらつく。

そしてついにGPS地図通りに行っているのに、
傾斜角50度くらいの崩れた岩場を登るはめに。

ここでやっとコースが崩壊していることに納得。
はしゃぐ2人を説得し、
なちゃぎり林道から高水山を登ることにした。

スタートから杉の大木が続く。
気持ちがいい。
そして1時間で山頂近くの常福院(お寺)に到着。

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真っ赤なもみじがお出迎え。
そこから山頂へは10分。
眺望なし。
岩茸石山へ向かう。

泰楽はクルマ酔いするので朝食抜きだったが元気。
1.2mほどの岩を朝飯前に飛び越えていった。



途中は広葉樹林。
紅葉は終わっていたが、
黄色い名残がキレイだった。

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高水山から25分で山頂に到着。

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30m×10mくらいの広い山頂から奥多摩の山々が、ずとーんと見渡せる。
10人ぐらいの人がいた。
ほとんどが三山の残りの惣岳山へ進む。
帰りは1時間10分で下山。トータル2時間45分。
山頂でご飯食べるなら3時間30分くらいのコースだろう。

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泰楽は、帰宅後に大嫌いなシャンプーをすると燃え尽きた様子だった。
ラベル:多摩川 高水三山
posted by ZENTA at 19:42| Comment(0) | 犬とカヌー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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