2021年02月01日

大型犬と雪山登山「八ヶ岳の全景を堪能するならこの山がベスト!」日向山(山梨県)

風速20m! でも超絶の八ヶ岳と甲斐駒ヶ岳が!
2021年1月30日

てんくらA -4℃風速6m 実際は快晴-6℃&風速20m

どうしても大菩薩嶺(標高2,057m)へ登りたい。

最近分かったことだが、
百名山は頂上からの景色がいいだけではなく、
登る過程も楽しい。

以前は頂上からの絶景だけを求めて山に登っていたが、
最近はコースが単調だったり、
途中で展望が開けるようなところがないとがっかりするようになった。
要するに贅沢になってしまったのだ。

そして大菩薩嶺は百名山。
ヤマレコなどの記録を確認すると、
やはりコース自体が魅力的だ。
湖越しにゆったりと構える富士山を眺めながら、
長い尾根道を歩けるようだ。

だが大きなネックもある。
それは雪が少ないことだ。
大菩薩嶺を含む秩父の山々は、
2000m級であっても比較的緯度が低い位置にあるため、
毎年降雪量が少ない。
雪が少なければ犬は喜び駆け回ることもない。
なので今シーズンは
「いつ大菩薩嶺に大雪が降るのだろう」
とワクワクしていた。

そして1月23日、ついに雪が降り始めた。
しかも25日にかけて降り続いたようで、
積雪は30㎝を超えたらしい。

行くしかない!

ところがここで大きな壁が立ちはだかる。

風だ。

秩父どころか首都圏から日帰りで行ける山はどこも大風の予報。
八ヶ岳なんて風速30mを超えるらしい。
もう地球上とは思えない。

それでも大菩薩嶺は風速12mの予報(てんくらC)。
前回那須岳(茶臼岳)で風速20m(推定)を経験した身としては、
「風速15m以下なら天気さえ良ければ楽しいでしょ」
と考えてしまった。

ついに大菩薩嶺に登れる。
期待でパンパンに胸を膨らませ、
4時半起床。
いつまでも目がしょぼしょぼ状態の嫁と泰楽(ゴールデンドゥードル)をクルマに放り込み、
5時半にアクセルを踏んだ。

ちなみに泰楽は毎朝7時半に
「おはよう」
と声をかけるとしっぽではなくお尻を
ぶるんぶるん
に振って
「父ちゃん、朝が来るのが待ち遠しかったよ。
おはようございます! おはようございます! おはようございます!
と永久に頭突きとジャンプを繰り返すが、
7時より早く起こすと、
狛犬のようにピクリとも動かず、
かすかに目を開ける状態が続く。
どうやら低血圧らしい。

さて、クルマは順調に中央自動車道を突き進み、
6時50分に談合坂SAでトイレ&ドッグランに寄ることにした。
ついでに、てんくらもチェックする。

👀


👀


👀



1.jpg



えっ!?



ちょうど見晴らしのいい尾根道を歩いていると思われる午後12時の風速が

18m

の予報に変更されている!

さすがにこれは無理。
たとえ快晴で見晴らしが良くても、
すっ飛んですってんころりで鼻血がブー、
では楽しくない。

ご縁がなかったということか……。

急遽、こんなこともあり得るだろうと、
代替候補に挙げていた日向山(標高1660m)へ向かうことにした。
ここは南アルプスの甲斐駒ヶ岳の展望台として知られている。
しかもこの日は雪が積もっているようで、
天候もてんくらAの風速6m。

2.jpg

ヤマレコの情報では、
急登はなく、のんびりコースのようなので、
「雪さえあればいつかは登りたい」
と思っていた山だ。

9時10分、矢立石登山口への道は手前200mくらいで冬季通行止め。
5台くらい路駐してたので隙間に停める。

9時26分スタート。
この時点(標高1120m)の積雪は5㎝。

ちなみにこの日の泰楽はゴーグルを初装着。

3.jpg

嫁がインスタで知り合った方によると、
紫外線は犬でも白内障の原因になる
しかも雪山は照り返しで紫外線が増幅されるので、
UVカット効果があるゴーグルを付けた方が良いとのこと。
ネットで調べるとそのとおりだった。

そしてその方にお勧めしていただいたゴーグルがRexSpecs



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もっと安価なものもあったが、
アウトドアスポーツ系のギアは本物を買わないと、
外れたり、破損したりするので結局「安物買いの銭失い」になる。
なので「高いなぁ~」と思いつつRexSpecsを購入した。

サイズはXLで、やや大きいくらい。
泰楽はゴールデンドゥードルとしてはやせ型で体重31kg。
サイズで迷ったら視界が広い大きい方を選んだ方がいいらしい。
結果は正解。
最後まで外れることなくウルトラ過酷な状況でも活躍した。
(くわしくは後述)

さて、ゆるゆるコースと聞いていたが、
実際は中程度の傾斜が九十九折りにずっと続く。

なぜか身体が重い。
さらに前日にもうっすら雪が降ったようで、
つぼ足だと一歩一歩がキュッキュッと滑る。
すぐにアイゼン装着。

時々八ヶ岳や富士山、甲斐駒ヶ岳をチラ見できる広葉樹林が続く。
落葉しているので明るい森だが、やや退屈。
なので写真はない。

ちなみに今回からアップルウォッチで行程の進捗度合いが分かるようにした。

6.jpg
↑青い●が現在地。

元々ヤマレコのアプリで地図表示はできていたが、
今年に入ってさらに加わった機能だ(世界初!)。

4.jpg


5.jpg

超便利。

「あぁ~、退屈」
と思い始めたときに
「なんだ、あと少しで頂上じゃん!」
と元気が出た。

さて、標高1400m辺りから積雪10㎝に。
1600m辺りで稜線に出るといきなり30㎝前後になる。

この辺りから頭上で

ごぉぉぉぉぉーっ!

と風の音。
ひしひしと胸に重なり始める嫌な予感。

三角点も森の中。
7.jpg

でもそこからトレースの先を見通すと、
真っ青な空が見える。
森が途切れているようだ。
その空に向かって歩を進める。

最後の上り坂の先に紺碧の空が広がっている。

ドキドキ。
ワクワク。

登り切った向こうには、
どのような景色が広がっているのだろう?

この瞬間が山登りのクライマックスだ。

三角点から進むこと約200m。
ついに展望台(雁ヶ原・標高1644m)へ出た。

8.jpg

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IMG_0877.jpg

森を抜けると突然木が1本も生えていない大雪原だった。
そして雲一つない大空の向こうに
八ヶ岳がどっかーん! 

左の蓼科山から右の編笠山まで全体を1枚の絵画のように一望できる。
今まで入笠山、守屋山、飯盛山など八ヶ岳の展望台といわれる複数の山に登ってきたが、
ここが一番美しく見える。

八ヶ岳の左には霧ケ峰、美ヶ原。
右には木々に遮られつつも金峰山、茅が岳、富士山。
そして振り返ると甲斐駒ヶ岳が、どアップで見下ろしてくる。

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10.jpg

天気も快晴なので写真映えする。
だが実際は嫌な予感が的中……。

ウルトラ暴風地帯だった。

12.jpg

13.jpg

またもや推定風速20m。
しかも雪の下は細かい砂利のようで、
これが顔面に散弾銃のように突き刺さって来る。

正直、前回の那須岳より辛い。

だが、景色は絶品。
もっと甲斐駒ヶ岳へ近づきたい。
それには傾斜60度&谷底まで数百mはありそうな斜面をトラバースしなければならない。

11.jpg

痛いっ。
寒いっ。
怖いっ。


でも絶景のために勇気を振り絞りリードを握りしめて渡った。
するとそこは甲斐駒ヶ岳&奇岩ゴロゴロのまさに特急絶景ポイント。
そこでも大撮影会。

14.jpg

撮影中も砂がサングラスをくぐり抜けて目に入りまくる。
痛いっ! 痛いっ! 痛いっ!

泰楽はゴーグルを付けていて本当に良かった。

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ランチは風を大幅に軽減する雁ヶ原の脇の森の中で。
モツ煮込みうどん。
でも風でぜんぜん沸騰しない。

午後1時30分に下山開始。
ヒップそり試みるが、根っこが出ているところが多くて最長で10m。
ほとんどが5m。
しかも積雪が足りなくてお尻が痛い。
でも、泰楽はそれなりに楽しんでいた。

15.jpg

16.jpg
14時30分ゴール。
帰路はたった1時間。トータル5時間10分、5.8㎞。

もう、てんくらの風速は信用しない。

ちなみに翌日にゴーグルを買いにモンベルへ行き、
てんくらのことを愚痴ったところ、
ヤマテン(山の天気予報)というサイトを教えていただいた。
https://i.yamatenki.co.jp/

予報している山頂が59しかなく、
しかも翌日までしか分からないという大きなネックはあるものの、
バツグンの的中率らしい。
今度からこちらを利用したいと思う。


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2021年01月18日

大型犬と雪山登山「ホワイトアウト寸前! でも好印象の百名山」那須岳(栃木県)

絶景・緩斜面・ボブスレー天国で那須岳最高!
てんくら当日朝4時半までA・-14℃・風速5m(7時半に9時まで雪に変更)⇒実際は終日雪・-12℃・風速20m

毎年年末に1回、年始に1回雪山に登ることにしている。
そこでいつも悩みの種となるのが雪の量だ。

ここ数年、地球温暖化の影響などもあり、
日本海側以外の積雪が極端に少ない。

雪がないなら登山をする意味もない。
・犬が喜び
・モフモフの新雪をサクサクと踏みしめ
・山頂から地平線に広がる白銀の山肌
を堪能できるから山に登るのだ。

今年(2021年)最初の雪山登山は1月9日に予定していた。
そこで狙っていたのは安定して雪がある天狗岳(八ヶ岳)。
ところが前日までの天気予報は、
八ヶ岳を含めて日帰りで行けるエリアでは、
どこも寒波&暴風(てんくら)。
その中で那須方面だけ「晴れ&風弱」でA評価となっていた。


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2.jpg


那須岳(茶臼岳)は自宅から比較的近距離で、
雪もあり、
雄大な景色も味わえるらしい。
なのでずっと気になっていた。

しかし冬の那須岳はいつも風が強い。
風速20mは当たり前。
そのため登山日記の登録サイト「ヤマレコ」では、
「途中で登頂を断念!」
といった記録を頻繁に見る。

だから「晴れ&風弱」はめったにないチャンス。
今行くしかない!
と決断した。

5時20分に家を出発。
7時半に高速道路上で、てんくらをチェック。
すると8時から9時が雪に。

「とっ当日の予報変更なんて……」

とはいえ、10時以降は引き続き晴れの予報。
「山頂で晴れていればいいか」
と気を取り直してアクセルを踏んだ。

8時10分大丸駐車場到着。
周辺は晴れているが山頂は霧の中でまったく見えず。
しかも駐車場は晴れているにもかかわらず、
雪がちらついている。

「まぁ、これから晴れるだろ」
と8時37分スタート。
気温‐8℃。
ほぼ無風。
積雪は30㎝と十分。

山頂はむき出しの岩場で雪が積もっていない、
という情報をヤマレコからつかんでいた。
そこで最初からチェーンスパイクを履く。

午後から晴れるはずなのでゆっくり行く。
ずっと那須岳を左に見る明るい樹林帯。
このあたりは八ヶ岳の牛首山に似ている。

名物の鳥居の積雪は1m。

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森林限界を抜けると右に朝日岳がどーんっ! 
正面に峰の茶屋跡避難小屋が現れる。

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雄大な雪山に囲まれた異空間。
視界に入る人工物は遠くの避難小屋だけ。
これはいいぃ!
この景色が那須岳を百名山にさせたのか!

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「人工物ゼロの大迫力雪景色」
という意味では平標山と似ているがこちらの方が荒々しい。
雲の切れ間から時々青空がのぞくが、
霧で那須岳と朝日岳以外の山は見えない。

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それでも半端じゃない異次元感。
風と寒さが大幅に増したがテンションが上がって気にならない。
避難小屋に着くと天候がさらに悪化。

気温‐12℃。風速15m以上。
アイゼンに履き替える。
そこから急登に。
所々雪が深くスノーシューが欲しくなるが、
短距離ですぐに岩が出る。
アイゼンで正解。

ただし、足場はつるつるではなく雪かゴロゴロの岩場なのでピッケルは不要。
お鉢の分岐点で反時計回りを選択。
強風でトレースが消されて何度か迷う。

おそらくお鉢の外側が絶景だろうが一切見えず。
さらに風が増して目が開けられない。
しかしサングラスをするとバラクラバで曇る。
避難小屋にいた人たちが皆ゴーグルを装着していたことに納得。

山頂には3時間15分で到着。
数人いた。
展望ゼロ。
記念写真撮ってすぐ下山開始。

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下りはモフモフの雪が積もる部分があって楽しい。
積雪はひざ。
綿のような新雪をあえて蹴散らして駆け降りる。
コケて転がるのもアミューズメント。
泰楽も自身の身体でスキーをすることを覚えた。

ただ、突風が吹くと進めなくなり、
嫁は棒立ちに。

6.jpg
↑風よけを確保する息子

推定風速20m。
ちっとも「てんくらA」ではない。
ザ・冬の那須岳ではないか。

山頂から避難所へは40分で戻る。
大至急下山したいが、
空腹で体力を奪われていたので昼食に。
メニューはカレーうどんの素&親子丼の素&とろけるチーズの
カレーうどん。

気温―12℃。
風速10m(建物で軽減)
体感温度は―20℃以下。
激寒。

本当は全員で避難所の中に入りたいが、
誰が見てもワンコの泰楽(ゴールデンドゥードル)と一緒では無理。
そこで嫁と代わりばんこで中に入って調理&イートをすることにした。

つまり、泰楽はずっと屋外。

9.jpg




銅像のように凍りついてしまった。
これを見て誰もが
「かわいそぉー!」
と思うだろう。
私も同感。

だが、意外に本人は平気らしい。
その根拠として少しも震えていないのだ。
真夏の渓流ではガッタガタに震えているので、
ワンコ的にはこちらの方が快適なのかもしれない。

そもそも犬という生き物は、
我々が想像するよりもずっと寒さに強い。
北極のホワイトアウトの中で一晩過ごしても生き残れる。
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とはいえ、ワンコでもお腹が減ると寒さがこたえるはずなので、
犬ソーセージと焼き芋をたっぷり与えた。

ちなみにこの避難小屋の存在は大正解。
無風地帯で食す熱々のカレーうどんは格別だった。
この建物がなかったら那須岳の印象は、
「生き地獄でした」となっていただろう。

復路も人工物なしの岩&雪だけの異空間を堪能。
往路よりも風は強まったが、
視界の先が青空なので気分は落ち込まない。

13.jpg
↑遠くから見ると辛そうだけど……

樹林帯に入ってからはボブスレー(尻セード)
天国。
100mクラスが3本くらいある。
しかもフワフワの新雪緩斜面なので恐怖ゼロで楽しいだけ。

14.jpg

家族全員
ヒャッホイ・ヒャッホイ
で滑り降りた。

15.jpg

避難小屋から1時間10分でゴール。
帰りは合計1時間50分。
トータル6時間17分。8.7㎞。
これはスーパーゆっくりなので急げばランチ時間込みで5時間30分だろう。

絶景・緩斜面・ボブスレー天国で那須岳最高!
さすが百名山。 

次回は気候が安定する3月に剣が峰まで狙うつもりだ。

ラベル:那須岳

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2021年01月14日

大型犬と雪山登山「特大浅間山を独り占め!」黒斑山・仙人岳(長野県)

「手軽・絶景・爽快」。三拍子揃った山
てんくら当日Cで気温-11℃、風速13m。実際は晴れで-10℃、7~8m



山は基本的に雪山しか登らない。
(紅葉とどうしても暇な時以外)
理由は
・暑いと犬がバテるから
・犬が雪の中にいるとはしゃぐから
・冬は虫やヒルがいないから
そしてなにより
・山頂からの景色が大好物だから

景色を眺める方法には「見上げる」「見下ろす」など色々ある。
その中でも「見下ろす」が一番いい。
しかもその地点まで頑張って登れば「ご褒美感」もプラスされてなおいい。

中でも雪山から見下ろす「非日常感」がたまらない。
普段の生活の中で植物の緑は毎日見かけるが、
首都圏に住んでいて雪、しかも視界いっぱいに広がる白銀の世界は絶対に見ることができない。

・凛と張り詰めたような空気感
・もふもふの新雪を踏みしめる楽しさ
・他人に気をつかう必要がない解放感(基本的に雪山は人が少ない)
・遠くの小鳥がさえずる声が染みる静寂さ
これらを味わってからの
・数十㎞先まで続く純白の山々

これらをまとめて堪能できるのが雪山だ。

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以前は
「雪山=凍死する=エキスパートオンリー」
と固く信じていたが、
「犬が喜ぶから」とはじめてみると、
「登り続けていれば寒くない。むしろ汗だくになるので爽快」
と気づいて今では雪山が生活の一部となってしまった。

さて、前置きがかなり長くなったが我が家の雪山シーズンは、
毎年年末にスタートする。
今シーズン開始は昨年の12月26日。
昨シーズンはどこも雪不足で、ず~~~っと頭を抱えていたが、
今年はいくらかマシな模様。

とはいえ、毎年楽しみにしつつ行けていない、
富士山周辺や奥秩父方面は、まだまだ雪不足。
そこで狙うのは「日光」「水上」「浅間山」周辺となった。

ところが前日の予報では、日光と水上方面が強風&曇り。
唯一浅間山方面は晴れだが強風。
なのでコースのほとんどが森林の黒斑山(仙人岳)を目的地と定めた。

5時27分に家を出る。
関越に入ると2㎞だけ渋滞。
9時5分到着。
ほぼ無風。
ラッキー!

9時27分に表コースを選択して出発。
天気は快晴。
積雪は20㎝。
この時期なら上々だろう。

1.jpg

すぐにアイゼンを履く。
無風の理由はコースの位置にあるようだ。
風が西向きだったのでちょうどかわしていたのだ。

雪の量は標高と比例して増えていく。
やがてディズニー映画に出てきそうなメルヘンの世界に。
樹木の枝という枝にこんもりと積もった雪。
その先は真っ青な空。
時が止まったような空間。




こんなに手軽にこの雰囲気を味わえるのは、
日帰りではここだけだろう。
(メジャーな北横岳(八ヶ岳)はちょっと遠い)

所々で富士山も顔を出してくれた。

5.jpg

富士山はどんなに離れた山に登っても姿を見せてくれる。
本当にデカい。
偉大だ。

スタートして1時間30分。
槍ヶ鞘に出るといきなり浅間山どっかーん! 

3.jpg

ここまででも登った甲斐がある。

黒斑山に登るのはこれで3回目。
はじめて青天の下の浅間山を拝めた。
体全体にぶち当たって来るようなド迫力。
煙がいつもよりモクモク出ていた。

4.jpg

11時50分・
2時間25分・2.7㎞で黒斑山に。
実はこのコースのクライマックスはここではないのですぐにスルー。

そこから一気に雪のこんもり感が増す。
さらにメルヘンの世界に。

6.jpg

なぜメジャーな黒斑山の山頂より、
その先の方が魅力的なのか。
それはこのメルヘンの世界のど真ん中を、
どかんと迫る浅間山をずっと右手に眺めながら歩けるからだ。
しかもこのコースで一番高いのは黒斑岳なので、
急登でひぃこら言うこともない。
(アラフィフで「メルヘン」連発はちょっとはずかしぃね)

7.jpg

そして12時30分、蛇骨岳に到着。
ここまでは来たことがあったので、
さらに浅間山に近づくために仙人岳を目指す。

8.jpg

蛇骨岳から先は浅間山の迫力がさらにアップ。
面積がデカいので顔面が押しつぶされそうな気持ちになる。




この辺りで天気予報どおりに風速もアップ。

時々風速10m近い突風が吹く。
仙人岳への最後の登りでデジカメのバッテリーが切れる。
交換のため手袋外すとはるか彼方へ飛ばされた。
迂闊……。

13時に仙人岳登頂。

10.jpg

9.jpg

強風のため雪がほとんどなく、所々土がむき出し。
荒涼として雰囲気で、ちっともメルヘンではない。
とにかく寒いので即Uターン。

13時45分。蛇骨岳脇でおでん&うどん。
寒さのためか沸騰せず。
指先が痛くなってきたので手袋を温めようとしたら焦げた。
迂闊!

凍傷になりそうなのでとにかく早く食べて14時20分出発。
帰りは中コースを利用。
表コースと違い遠景はないが登り返しもない。
しかもロングヒップそり有り。
コース数は短2・中1・長1。
傾斜が緩くて恐怖感もなし。
とてつもなく楽しかった。

ぼかし.png


帰りは1時間20分で到着。
8.3㎞・6時間14分。


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posted by ZENTA at 18:54| Comment(0) | 大型犬と雪山登山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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